文法なんて嫌 I hate grammar.

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文法なんて嫌だ!
英語を勉強している人なら一度はそう思ったことがあるのではないでしょうか?

みなさんが文法という言葉を聞くと、どんなことを思い出すでしょうか。
味気ない演習問題?

たぶんそうだとおもいます。わたしもそうでした。

I hate grammar.
S  V    O

SVOが何を表しているのかも教えてもらえず、第〇文型を授業で叩き込まれたのを覚えています。

なので今日は、もっと簡単な文法の話をしますね。

問題
次の 3 つの文で、文法が変じゃないのはどれでしょう?

a) Wug a this is.
b) Is a this wug?
c) This is a wug.

このように、広義での文法とは、正しい云々ではなく、英語として存在しうるか、存在しえないか、の法則(=文の法)を指します。
律よりかは、物理の則に近いです。

a) ~ c) でいうと、a) と b) は英語の法からしてありえないです。
c) しかこの世に存在しちゃいけないんです。

こう考えると、少し気が楽になりませんか?

次。

人が言語を学ぶ際、習得には一定の順序があるという考えがあります。
先ほど wug の例のように、英語としてあり得る語順というのは、かなり早い段階で覚えるようです。
これは幼児が英語を覚えるときも、中学生が教室で英語を習うときも同じようです。

語順というのが人間にとって普遍的な (universal) ものであるからだそうです。
逆に、単数複数形など英語に固有のものは、習得する時期が遅れます。
なので、次の写真の穴埋め問題に正解した方は、その分英語が身についていると言えます。



習得順序はそれだけ普遍的なので、あまり躍起になって文法演習問題を解かなくたっていいんです!

さいごの話。

幼児が言語を覚える過程と、教室で文法規則をにらめっこして学ぶのって、全然違いますよね。

上の画像は、幼児向けの質問です。

This is a wug.
Now, there is another one.
There are two wugs.

言いたいことは伝わりますよね。

これをあえて説明するとこうなります。

これは、wug です。
さてここにもう 1 匹の wug がいます。
wug が合計 2 匹いるので、two wugs という複数形に変わるのです。英語では複数のときに s をつけるんです。

説明すると長ったらしいですよね。

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普段の英語学習もそんなに深く考えなくていいのではないでしょうか。
上の例はかなりシンプルなものですが、同じことはもっと上のレベルの学習でも言えます。
たくさん聴いて、話して、読んで、書いて、そうするうちに細かい文法に気づいていけばいいとおもいます。
A-ha! なるほどね!そう思えた瞬間のことってずっと覚えてますよね。
そのために細かい文法演習問題のことは一旦忘れて、とりあえずゆっくりカラオケで洋楽でも歌ってみてはいかがでしょうか。
きっとそのうち、文法問題なんて簡単に解けるようになっていますよ。

(どうしても文法演習問題がわからなかったら、Facebook のページからメッセージしてね!Bob か Thomas が質問に答えます!)

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